何かを質問するとき
某金融機関のオンラインサービスで「パスキー」でなければログインできなくなるという連絡がきました。登録にはスマホでアプリを入れて、「パスキー」なるものを設定しなければいけないらしいです。 そもそも、私は金融機関のオンラインはパソコンでしかやりたくないし、スマホにアプリなんか入れたくないというほうです。しかたがないので、しぶしぶアプリを入れて、パスキーを設定。でもパソコンではパスキーでログインできません。 サイト内をみても、それに関する説明は見つかりませんでした。そこで、担当者に電話で聞いてみましたが、スマホのパスキーの入れ方の説明をしだしたので、いやそれはもう入っている、そこから先を知りたいといいました。「Androidならー」と言ったので、「私はiphone」と言っているのに、Andoridの説明をつづける始末、最終的には「パソコンの設定の問題」で終わってしまいました。(だから初めからパソコンのことを聞いているのに…)
しかたなく、自分で少し調べてみました。どうやらパソコンとスマホをつなぐのにBluetoothが必要そう。ふむWiFiじゃ駄目なんだ。そして、iphoneの場合は「低消費Bluetooth」というものが必要らしい。「低消費Bluetooth」って一体何?
パソコン購入したときに確かBluetoothのオプション入れなかった気がする、だったらアダプターを用意しなきゃいけないんだけど「低消費Bluetooth」も対応していなきゃいけない…
ここまで調べられれば、あとはChatGTPに聞けばなんとかなりそうな気がしました。で、聞いてみたところ、答えはすいすいでてきました。「低消費Bluetooth」は「Bluetooth Low Enargy」通称BLEで、これ搭載のアダプターの商品もいくつか教えてくれました。「ペアリングで困ったらまた質問してください」と最後まで親切。かくして無事「パスキー」でログインできるようになりました。
ここで気づいたことがあります。私は誰かに質問するときは、その質問に対して自分なりに予備知識をいれてから、聞くようにしています。そうすれば、聞きたいこと以上のことがかえってくることが多いからです。これって、人もChatGTPも同じなんだなぁと。質問できるレベルまで自分を引き上げる、これを常に心掛けたいものです。

今週の展示は「夜の記憶」、写真学校の夜間部に通う6人展。テーマは夜。夜ってシャープで温かい、そんなことを感じる写真展です。それぞれの夜を感じに、是非お越しください。9日まで。